美記陽之介
自動車技術会フェローエンジニア(人間工学/研究・開発)
NU-CAR (日本大学生産工学部自動車工学リサーチ・センター)研究員
マークラインズ株式会社 技術コンサルタント
<経歴>
大阪大学基礎工学研究科(生物工学)でHuman Interfaceを研究(1987年修了)。
1987年日産自動車株式会社に入社。以来2018年まで人間工学実験を担当し、自動車のHMI性能、居住性、視界、乗降性などの人間工学性能の評価と設計フィードバックを実施。また実験技術開発に取り組みドライビングシミュレータやバーチャル実験技術を開発。「人に関する実験」の倫理委員会で実験の倫理審査を実施。2018年からはHMIの先行開発の責任者として、HMIの戦略立案・企画・設計を担当。
2020年からヤンマーホールディングス株式会社の中央研究所HMIグループで建機、農機、ボートのコックピットHMIを研究を主導。(2022年8月定年退職)
<特記事項>
日産自動車在職中に(社)自動車工業会のエレクトロニクス部会HMI分科会副分科会長として世界に先がけて作られたナビシステムの安全ガイドラインの作成に参加。同じく自動車工業会の安全部会運転視界分科会長として視界の法規作成などにかかわる。JASICメンバーとして国連のWP29GRSG会議参加多数。
2015年から2020年まで(公社)自動車技術会の自動車標準化委員会人間工学部会の部会長。人間工学ISO作成のための国際会議(ISO TC22 SC39 Ergonomics)に日本代表chairmanとして参加多数。
人間中心設計機構評議員(2013年〜2019年)。
人間工学、HMI関連の学会やシンポジウム、書籍などでの投稿・発表多数。自動車技術ハンドブック第3分冊「人間工学」(自動車技術会)の執筆に参加。
<Bibliography>
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